住まいは家族のオアシスであってほしい。
私達の一日の半分は住まいの中で時間をついやしています。一生の内、半生は住まいの中で過ごしていることになります。
住まいは家族団らん、癒しの場所であるとともに明日への活力、エネルギーを蓄える重要な場所であると思います。激務の中で疲れきって帰ってきたお父さん。クラブ活動や学習塾でエネルギーを使い切った子供たち。ストレスのたまったお母さんにとって住まいは砂漠の中のオアシスであってほしいと思います。
その住まいが「高気密、高断熱」の名のもとにビニールですっぽりと囲まれ、暑ければクーラー、寒ければ暖房機、揮発性有機化学合成物質の室内拡散には強制換気、まるでオフイスビルの延長みたいになってしまっているのではないでしょうか。
私達は子供のころ 夏、夜になると夏草をくすべてその煙で虫たちを部屋から追っ払った記憶があります。
寒い冬の夜、小さな火鉢を囲んで兄弟たちが小さな手を重ね合わせて暖をとりながら語り合った記憶があります。
あの夏草の、いぐさの香りがした爽やかな風が、冬の夜、窓辺に深々と降る雪の音がいまはとてもなつかしい。
子供たちにも、私たちが幼いころ抱かれた、あの自然で柔らかい、やさしい風を感じさてあげたい。
満ち足りた住まいを求めるのではなく、少しだけ辛抱する住まい。
エアコンを少しだけしか使わないですむ住まい。
シロアリ、ダニを殺すのではなく、発生しないような仕組みの住まい。
キレル子供たちの心が癒されるようなひろがりの住まい。
私達が求めているのは少しのお金を足すだけで造る自然素材の家、エコロジー住宅です。


