開口部対策

ラニーニヤ現象を防ぐの一番目、建物構造体には開口部の造りようが含まれます。
開口部の役割を大別すると採光、眺望、通風、換気、出入り口の五つに分かれます。
それぞれの機能を使い分けることで必要以上の開口面積を減らすことが出来ます。
「しみずの家は窓が小さい」とよく言われますが否定はしません。その通りです。
夏冬通じて開口部からの熱損失が60%前後だと知ったら納得いただけるはずです。
夏は遮熱したい、冬の陽だまりは取得したい。この両方を兼ね備えるには開口部対策は欠かせません。

順不同ですが列記していきます。まずは庇を取り付けることで夏場の日差しは遮り冬の陽だまりは取り込むことが出来ます。他にはエコ雨戸、外付けブラインド、よしず、遮光カーテン、植栽などがありますがそれぞれコストと美観を考察すると構造の段階で必要以上の大きな窓を作らないことが一番賢明な判断といえます。

余談ですが今年の夏日の弊社事務所前の出来事です。外気温は35℃舗装道路からの輻射熱は70℃を超えていました。ところが事務所前のゴーヤを植えていた花壇の土からの輻射熱は32℃でした。ゴーヤの葉っぱが重なり合って日陰げをつくり尚、葉っぱから水分が蒸散する作用で土の表面で気化作用が起こっているのでした。エコ対策には、すぐれた自然の摂理を活用する方法がまだまだあるようです。

2011年11月12日

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