井戸水クーラーに挑戦中!!

今、GEOパワー採用のお施主様の協力の元で井戸水クーラーに挑戦しています。
この井戸水クーラーの説明の前に聞いてほしいことがあります。
GEOパワーシステムは夏涼しく冬暖かいと云われていますが誤解を招くといけませんのでこの紙上で重ねて説明させて頂きます。

GEOパワーシステムを含めて弊社の取り扱う自然エネルギー利用の家はすべてエアコンの代わりをする物ではありません。結論を先に述べると「地熱、太陽熱を建物内に取り込んで室内温度の底上げを図るもの」です。地熱は年中通して平均16℃~18℃あります。冬の寒い日でもお日様の照る時の屋根裏には40℃以上の熱になるのは珍しくありません。その太陽熱・地熱を室内に取り込みますが途中で熱損失が起こりますのでそっくりそのままの温度が使えるわけではありません。熱損失がある分、何らかの補助暖房、冷房の備えは必要です。この補助冷房としての役割を今回は井戸水に求めようとしているのです。

エアコンにできるだけ頼らないようにする。これが弊社のコンセプトです。
もう一つに大切なことはライフスタイルを変えて頂くことです。

例えば大きな窓はエアコンありきの人に任せましょう。風景を切り取る美意識に変えることで窓は小さい方が引き立ち、省エネにも役立ちます。
エアコンはじめ便利な機器に頼る生活から自らが工夫する生活スタイルに変えて頂くことが大切なのです。大げさですが自然と共に生きていこうとする姿勢ですね。
原発崩壊後、住宅が占める使用電力が重視される中、日本のこれからの家づくりの方向は大きく二つに分かれていくように思われます。節電、省エネの名のもとパナソニックやトヨタが生き残りをかけて取り組むITを初めとするハイテク住宅と、先人から学んだ極めてアナログな手法での自然エネルギー住宅の二つの流れです。

一方はどんどん新開発の商品に追われるはめになるでしょう。(あの弁当箱の大きさの携帯電話が今や名刺の大きさになったように)一方ではどうすればエアコンなしで生活できるかを工夫する気風が家族の中に生まれ、季節の移ろい、自然界のありがたさを感じ取る心が住まいの中で育まれることでしょう。

これから家を建てようと計画するあなた、
これ以上の便利さ、快適さをまだ電気に求めますか、
それともこれ以上電気を使わない生活を求めますか。
重大な岐路にあなたは立たされているのです。

※下記画像はきのうの井戸水温測量画像・昔の井戸水温の方が低いのは不思議です。

 

※井戸水温度測量前     ・昔の井戸底水温      ・新井戸底水温

(2012年05月02日)