新耐震住宅でも倒壊恐れ8割 

2014年9月3日(水) 神戸新聞に掲載されていました。

震度6強~7程度の大地震でも倒壊しないとされる「新耐震住宅」でも、建築基準法が再改正
される2000年5月以前に建った木造住宅の約8割に十分な耐震性がないことが、日本木造
住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)の全国調査で分かった。云う記事です。

そもそもこの「新耐震住宅基準」弊社ではあまり信用していません。

建築の段階で耐震基準を満たしていたとしてもそれは施工時の基準であって将来に渡って
保証出来るものではないと云うのが弊社の考え方。

地震による倒壊の主な原因の一つに構造材(骨組み)の腐朽劣化があります。
施工時に耐震基準が満たされていても躯体が腐食してしまったら倒壊するのは当然の話。
要は構造材(骨組み)を長期に渡って長持させることが前提。

構造材腐食の主な原因に壁体内部結露があります。

構造材が鉄骨造であれ鉄筋造であれ、木造であったとしても壁体内結露が発生すれば鉄骨は
錆び、コンクリートは内部被爆を起こし木造はシロアリやなみだだけに侵され当初の耐震性能
の劣化は避けられません。

建物の構造体を長期に渡って劣化を防ぐこと。このことが耐震性だけではなく建物の維持にも
、そこに住む人の健康にも大切なこと、が弊社の考え方。

「長期に渡って耐震基準を満たす」には「壁体内結露を防ぐこと」にあります。
構造材(骨組み)を流れる空気に触れさせる。この仕組みの家づくりが高気密、高断熱住宅
が喧伝される中、ますます重要になっています。