いい家を安く建てたい

誰でも「いい家を安く建てたい」と思います。そこでモデルルームでの体感、ホーム
ぺ―ジでの検索といろいろな方法で勉強なさるでしょう。ところがみんなもっともな
ことばかり書いてあっていろいろ資料を取り寄せるうちにどれがいい家なのか解らな
くなってしまうのではないでしょうか。そこで計画の前に自分にとっての「安くていい家
とはどんな家か」を整理しておきましょう。

まずは「予算ありき」ですね。「あれもほしい、これもほしい」の気持ちは解り
ますが誰でも予算というものがありますね。「建物のどこにどれくらいのお金をかけ
るか?」が「いい家がほしい」の出発点です。安いに越したことはないですが安くて
いいものが本当にあるのでしょうか?

四寸柱の丈夫な家、豪華な設備と見栄えのする外観、無垢素材の家、そして値段も格
安。でも安いと思って買ったのにクレーム続出では「安物買いの銭失い」になってし
まいますね。ここで注意したいのは目に見えるクレームは発見でき、直せますが重要
なのは目に見えないところのクレームのこと。壁内結露の問題です。窓ガラスな
ど室内の結露の発生にはこまめに拭き取ったり厚めのカーテン等で解決しますが
壁内の結露発生は目に見えませんね。躯体の腐食に起因するシロアリの発生、アレルギ
ー症候などの健康障害が発生してはじめて気が付くのですから始末が悪いです。

昔の隙間だらけの家では無かった壁内結露が最近の高気密高断熱住宅では極めて高い
確率で発生しています。「安い家」が実は取り返しの付かない「高い買物」になり兼
ねません。

話しを整理しますと「限られた予算をどう使うか」です。「予算の使いみちの順序」です
便利な設備やエコ機器を優先するか、目に見えないところにお金をかけるかです。
自らの判断でこの選択をするのが家づくりで最初のあなたの重要な選択といえます。

例えばゼロエネ電化機器、10年まだずにパソコン並みに価値がゼロでは困ります。
四寸柱で地震に強い家を建てても壁体内結露が起これば木は腐り鉄は錆びてしまい
躯体の初期の耐久性能は著しく低下します。

弊社では目に見えないところ(躯体)を最優先する家造りをしています。壁体内は結
露する、を前提に仕事をしています。壁体内結露を防ぐための壁体内通気と地熱利用で
す。そのための断熱・気密工法ですからエアコンの効率を高めて省エネを図ろうとする
他社とは高気密高断熱の目的が違います。まずは壁体結露を防ぐ家、省エネ、便利な設備、
自然素材の家づくりは順番でいうとその次といえます。

壁内結露のしない家は望ましいです、建物の耐久性にもそこに住む人の健康にも大きく
関わっているからです、でも最近の高気密断熱住宅では避けられません。

それを解決するのが弊社の壁体内通気の家です。夏日Tシャツの袖をパタパタと扇ぐと
涼しくなるように壁体内に空気の流れを造ることで壁内湿気を取り除き建物の健康と
そこに住む人の健康を約束できます。

家は一番高い買物。フル装備売り出し、とか今なら00万円値引き、とかで購買欲を
あおられ家づくりの一番重要なことを見失うことのないよう心がけたいものですね。