低炭素化住宅の最終目標はLCCM住宅

平成27年度地域型住宅グリーン化事業の公募がスタートしました。
しみず工務店も乗り遅れないように我さきにと事業団体に申し込みました。

長期優良住宅に始まって地域型ブランド化事業、そして今は地域型グリーン化事業と
矢次早に制度が変わるようですがまだまだ変わります。
国が2020年までに1990年比で25%の二酸化炭素を削減するという、国際的な宣言
をした事にあり、そのための最終目標は低炭素化社会の先進的エコ住宅LCCM住宅。

LCCM住宅とは、日本が世界に約束した25%削減目標を目指す最終的な住宅のと位置づけ
ていると言っても過言ではないといえます。

ではLCCMが何の略かと言いますと、
Life Cycle Carbon Minus(ライフサイクルカーボンマイナス)。
の略で、住宅の一生を通して、二酸化炭素がマイナスになるような住宅と言うことです。

では、住宅の一生とはどういう事なのでしょうか?
住宅のライフサイクルを言う時は、一般的には
・住宅を建てる段階
・住宅に住む段階
・住宅を解体する段階

これら全ての段階を含んで、住宅のライフサイクルと言います。

これを踏まえて、ライフサイクルカーボン(住宅の一生に発生する二酸化炭素の量)を
見るわけです。
そして、これらのそれぞれの段階で発生する二酸化炭素の総量より、創エネルギーに
よって抑制できる二酸化炭素の量との差し引きが、マイナスになる住宅の事を、『ライフ
サイクルカーボンマイナス住宅』と、言うわけです。

つまり省エネだけでなく、二酸化炭素負荷を極限まで減らす住宅例えば、同じ大きさでも
木造住宅と鉄骨住宅を建てるのでは、発生する二酸化炭素の量はかなり違います。
基本的に、木造で建てる場合はほとんど二酸化炭素を新たに発生させません。
逆に鉄骨だと、鉄骨自体の制作段階でかなりの二酸化炭素を発生させるので、これによっ
て、かなりの違いが出てくるわけです。

【居住時に発生する二酸化炭素の量】
基本的にLCCM住宅においても、居住時に発生する二酸化炭素の量は、使用する、ガスや
電気の量から算出します。省エネ住宅ではあればあるほど、1年間に発生する二酸化炭素の
量は減ります。

【解体時に発生する二酸化炭素の量】
一般には、ライフサイクルCO2と言うと、解体時に発生する二酸化炭素の量も考慮するので
すが、LCCM住宅における評価には、この部分の二酸化炭素の量は考慮しなくて良いことに今
の段階ではなりそうです。

以上で発生した二酸化炭素の量を住宅から発生する二酸化炭素の総量と計算します。

住宅がそこに住む人の為のものから、政府が約束した二酸化炭素25%削減の道具にされ、
補助金や優遇処置でコスト高の建物を買わされるように見えるのは年寄りのひがみかも
知れません、でも時代の流れに沿いながら住み心地の良い家を建てることを見失うことな
く住まいづくりに携わっていきたいと願っています。