室内温度のバリアフリー

段差解消のバリアフリーは行政の補助金制度もあってかなり行き渡っています。 でも室内温度のバリアフリーはあまり行き渡っていません。ところが東京都老人研究所の年間の推計によるとこの温度の段差(ヒートショック)での事故死は交通事故死のおよそ3倍、2月から3月にかけて入浴中の死亡例が最も多いと発表しています。2010年12月14日

段差解消のバリアフリーは行政の補助金制度もあってかなり行き渡っています。
でも室内温度のバリアフリーはあまり行き渡っていません。ところが東京都老人研究所の年間の推計によるとこの温度の段差(ヒートショック)での事故死は交通事故死のおよそ3倍、2月から3月にかけて入浴中の死亡例が最も多いと発表しています。

冬の寒い日にヒートショックが起きやすい場所は、浴室とトイレ室。脱衣所や浴室の室温と湯の熱さとの温度差はなんと30℃。冬の朝、暖かい布団の中から真っ先に行く先はトイレ、このトイレの室温は外気とほぼ同じに温度に下がっていて布団との温度差はおよそ35℃、ここにもヒートショックの危険が潜んでいます。

もう一つ危険なのは床暖房です。気持ちよさそうに寝そべる赤ちゃんのコマーシャルを見て憧れる床暖房にもヒートショックの危険が潜んでいるのです。つま先の毛細血管が26℃以上に暖められたフローリングから冷え切ったフローリングに触れた時、血管は収縮して脳血栓の危険があるのです。
仮りに全室床暖房している家があったとしても押入れやクローゼットの中までは行っていないでしょう。床暖房をしている部屋の暖気は冷たい箇所へと移動を始めます。その温度差が露点(結露する温度差)に達すると冷たい箇所で表面結露が発生するのです。
結露による浮遊菌をえさにダニが繁殖しそこに住む人に悪さをします。
昔の日本に言葉さえなかったシックハウス症候群やヒートショックは気密断熱材で建物を密閉してしまった近代日本の住まいが引き起こす現代病といっても過言ではありません。

弊社の「ニュー暖家」は建物の基礎下の土を暖めます。土には元々17℃前後の地熱があり大きな蓄熱帯です。この蓄熱帯に深夜電力を蓄えます。12月から4月までスイッチ入れっぱなしで深夜5時間だけ作動します。わずらわしい管理もいらず部屋の空気も汚れません。24時間トイレ・玄関土間・押入等の隅々までくまなく暖まります。
消費電力は月々6000円前後、クリーンで温度差のない空気環境が実現します。

2010年12月14日

この冬、全室暖房しますか?

あなたは全室暖房しますか? この質問にイエスと答える人は少ないでしょう。 リビングだけ、居間だけを閉め切って暖房している家が多いのではないでしょうか。 実は僕の家も狭い四畳半の居間だけ暖房しています。隙間だらけの我が家では全室暖房などしてもコストが掛かるばかりで効き目はありません。2010年12月13日

あなたは全室暖房しますか? この質問にイエスと答える人は少ないでしょう。
リビングだけ、居間だけを閉め切って暖房している家が多いのではないでしょうか。
実は僕の家も狭い四畳半の居間だけ暖房しています。隙間だらけの我が家では全室暖房などしてもコストが掛かるばかりで効き目はありません。
きのう夜の9時30分、暖房した居間の室温は23℃でした。暖房していない部屋の温度は13℃、外壁に面するトイレの温度は12℃その差11℃もあり、居間から出るとゾックとして寒気を感じとても不快でした。我が家では結露の心配はいりませんが室内温度差によるヒートショックの危険が潜んでいます。

では次世代省エネ、高気密、高断熱仕様にしている家の場合はどうでしょう。
高気密高断熱の家は気密性が高いので外気の侵入を防げる分、暖房効果は抜群です。
外気を気密断熱材で遮断して室内ではエアコン等で室温の均一化を図れるからです。
ところが実際にお住まいなさっている方の生活スタイルを伺うとほとんどの方は使っている部屋だけを暖房をしていて全室暖房などはしていないのが実情です。
高気密高断熱住宅での局所暖房は室内結露の原因と室温段差によるヒートショックの危険を招きますので開放暖房による各室の温度差解消が必要です。結果的にはエアコン頼りの生活スタイルとなりあまり健康的な家ではないような気がします。

弊社の「爽やか」も高気密高断熱仕様ですがその目的は自然エネルギーを利用してエアコンに頼らない生活スタイルに変えようとするものです。床下からは地熱、壁、屋根面から太陽熱を建物包み込むように輻射熱で取り込みますから各室の温度差は少なくなり、室温の底上げが図れて、そのぶんエアコンを使わないようにしようとするものです。寒くない程度、暑くない程度の室内環境を自然のエネルギーで補って実現しようとするものです。

2010年12月13日

健康で快適な室内環境の目安は?

健康で快適な室内環境の目安は?  住まいは日常生活のベースとなる器です。暑さ、寒さを気にすることなく、いやな匂いや結露、カビに悩まされることなく爽やかな室内環境の中で元気をもらえる事が基本です。冬の室内における温度、湿度、空気の清浄さ、空気の流れの速さについての目安を知っておきましょう。2010年12月12日

健康で快適な室内環境の目安は? 

住まいは日常生活のベースとなる器です。暑さ、寒さを気にすることなく、いやな匂いや結露、カビに悩まされることなく爽やかな室内環境の中で元気をもらえる事が基本です。冬の室内における温度、湿度、空気の清浄さ、空気の流れの速さについての目安を知っておきましょう。

①冬の室温は?およそ20℃前後に保たれていれば充分です。

足元が寒く、天井付近が暖かいということがないようにする。足元と天井の温度差は1℃~2℃位の差で足元の方が高いことが望ましいです。家全体の室温にむらがあり室内で部分的に冷たい所があると結露、カビなどの原因になります。部屋ごとの温度差は最高でも3℃~4℃以内であること。一日を通しての温度変化(日中と夜間)も4~5℃以下であること。

※弊社の空気循環システムは建物全体の空気を循環させますので温度差は減少、更に全熱交換型換気設備によって外気の冷気を排気室温と熱交換してから各室へ送風するので室内温度の低下を防ぎます。ニュー暖家を採用すると約1℃の差で足暖頭寒が実現します。

②冬の室内湿度は?

健康的で快適な湿度の状態とは、絶対湿度(※参照)はおよそ1㎏の空気中に水蒸気が5~7.3g程度含まれているのが望ましい状態です。相対湿度でいうと、例えば室温18℃の時39~57.5%位の範囲、温度20℃の時では35%~50%位の範囲ということになります。
湿度がこれ以上になると窓面や暖房のない部屋などで少し温度が下がると結露しやすくなったりカビが発生しやすくなります。
逆に湿度が低く、空気中の水分が5g/㎏以下になると乾燥しすぎの感じになり、のどがカラカラになったり肌が荒れやすくなったりします。
「絶対湿度・相対湿度」とは 空気中の水蒸気は温度が変化すると含まれる量も変化します。
温度変化によって変わる湿度を「湿度00%で表したのが「相対湿度」空気中の湿度を正確にしろうとすると、空気中に含まれる水蒸気の量で表す「絶対湿度」で考えなければいけません。

※弊社の全熱交換型換気システムは除湿、加湿作用で室内湿度の調整を図れます。

③空気清浄は?

適切な換気によって二酸化炭素・一酸化炭素・建材等から出る有害物質・生活臭等が排出されることが大切です。

※弊社の全熱交換換気設備・空気循環器にはフィルターが標準装備されていて除塵・花粉を90%以上除去し、揮発性拡散有害物質は換気設備・空気循環機を通じて屋外へ排出します。

④空気の流れの速さは?

換気を行うと、室内の空気は移動します。この速度が速すぎると寒く肌に感じ不快な環境となります。移動する空気(気流)の速さは0.15m/以下が望ましいです。

※弊社の空気循環機は夏季、冬季ファンを強弱することで空気移動速度を調整して快適な室内環境を確保します。

2010年12月12日

気密断熱、換気、ここが違う

気密断熱、換気の重要性、ここが違う  高気密・高断熱・換気設備によりエアコンの効率が良くなり省エネ効果があったとしてもそれは快適な住環境の実現とは云えません。 エアコンで温度設定を28℃に設定すればどんな条件の室内でも28℃になります。 弊社ではこの生活スタイルから決別し、自然エネルギーで室内温度の底上げをして、なるべくエアコンに頼る時間を短くしょうとしています。2010年12月08日

気密断熱、換気の重要性、ここが違う 
高気密・高断熱・換気設備によりエアコンの効率が良くなり省エネ効果があったとしてもそれは快適な住環境の実現とは云えません。
エアコンで温度設定を28℃に設定すればどんな条件の室内でも28℃になります。
弊社ではこの生活スタイルから決別し、自然エネルギーで室内温度の底上げをして、なるべくエアコンに頼る時間を短くしょうとしています。必然的に自然エネルギーのより効率的に取り込む方法(或いは不効率)に神経をとがらすようになります。
力まかせの冷暖房に頼らない生活。爽やかで、時には寒い季節の風を感じる自然体の生活をめざしているのです。
快適住環境を求めると断熱気密材で自然との関りを遮断するのではなく太陽と地熱をうまく取り込んだ自然と共生する生活スタイルに行き着きます。

弊社が気密断熱、換気を重要視するのはエアコンの効率を高めるためではなく自然エネルギーをより効率よく建物内に取り込むためなのです。ここが他社との違いです。
でも快適な住環境の実現には気密断熱、換気だけではありません。間取りの取り方、使い方、開口部(窓)の大きさ、内装材、調度品などすべての要素がうまく関ることが重要です。

上記の重要性の概要を列記してみました。

1・地熱太陽熱をより効率よく建物内に取り込むために衣替えの出来る仕組みの採用。
2・壁内空洞を流れる空気に触れさすことで壁内湿気と有害化学物質を屋外へ排出。
3・全熱交換空気循環型換気設備で丸ごと室温の均一化と各室の頭寒足暖化の実現。
4・開口部対策、冷気、熱気の窓からの侵入率は家全体の50%前後を認識しての対策。
5・個室は孤独を生み、こころにすきま風も生む。間取りと生活スタイルの見直し。
6・自然素材の内装、調度品は贅沢ではなく、住む人の健康に欠かせないのです。
この6つの項目の実現と断熱気密、換気が一体となることが弊社の目標です。

今日は壁体内空間のない家の見学に四国松山まで行ってきます。柱表しの家です。
いわゆる板倉式住宅です。壁の中がいつも見えているのですから、壁内の異常に気を配る心配は要りません。居住環境がどんなものか体感に行くのです。

左記の写真は想像画像です。

2010年12月08日

お洒落な女性は見えないところにお金をかける。

おしゃれな女性は下着にお金をかける。 京都の旦那衆は羽織りの裏地にお金をかける。さりげなく脱ぐ羽織り、その時チラリと見える裏地に他人の目を引かせる。いずれも粋なおしゃれだと思いませんか。 ところが登山者となると下着にお金をかけるのは生命を守るために最も大切なこと。 僕は大峰山系の山が好きで2000m足らずの低山登りを繰り返してきました。 雨のよく降る大台ケ原の夏山でこんなことを経験しました。2010年12月06日

おしゃれな女性は下着にお金をかける。
京都の旦那衆は羽織りの裏地にお金をかける。さりげなく脱ぐ羽織り、その時チラリと見える裏地に他人の目を引かせる。いずれも粋なおしゃれだと思いませんか。
ところが登山者となると下着にお金をかけるのは生命を守るために最も大切なこと。
僕は大峰山系の山が好きで2000m足らずの低山登りを繰り返してきました。
雨のよく降る大台ケ原の夏山でこんなことを経験しました。山頂から大谷渓谷を松坂方面へ下る途中でした。午後2時過ぎ頃から大雨となりました。早速自慢のゴアテックス雨具を着ました。は次第に激しさを増してきます。雨の中を歩くと云うより水に漬かって歩くというような状態になるともうゴアテックスもお手上げ、通気性はなくなってしまい下着は身体の熱気でボトボトに濡れて体温を奪いはじめたのです。
唇は紫色になり、指先はプールで泳ぎすぎた時になるようなしわだらけになり歯はガクガク身体は身震いをし始めました。幸いテントを持っていたので幕営をして難を逃れましたがもしテントがなかったら身体が冷え切って死んでいたろうと思うと今でもゾックとします。その時の下着が綿100%の長袖だったのです。綿は通気、吸水性は優れていますが一度濡れるとなかなか乾かず体温を奪い始めるのです。
山登りでは下着にお金をかけることはいのちを守ることにつながるということを身をもって知らされた怖い経験でした。

建物も同じことが云えます。「高気密、高断熱の自慢の家」 実はこの家、壁内の通気、換気が欠けると建物のいのちを縮める危険が潜んでいます。法規制による室内の換気、通気だけでは不十分なのです。
外気の熱気、冷気を「気密断熱材が遮断してくれます」は本当でしょうか?
寒い冬、あなたは部厚いオーバー一枚で過ごせますか? 重ね着をしませんか?
下着と上着、重ね着をすることで身体を保温できると思いませんか。重ね着の間に空間があるから暖かいのです。猛暑の夏、断熱材と室内との間の空間を流れる空気に触れさすことで湿気、熱気の室内侵入を抑えることができます。
夏、冬、人が衣替えするように衣替えの出来る家。通気性のある肌着が快適なように通気できる家。この「見えないところにお金をかける」は建物の耐久性とそこに住む人の健康にかけがえの大切な家づくりの基本と考えています。

2010年12月06日

それって、エコですか?

今朝7時、事務所前の外気温度は3.6℃で地熱利用をしている事務所内室温は14.2℃、約10℃の差だけですがほんのりと暖いのです。 14℃で暖かく感じるのは外気温との差が10℃前後あるからだけではありません。弊社の事務所では地熱システム「涼家」が24時間作動していて足元の室温が必ず1℃前後の差で頭部よりも高いのが理由です。2010年11月29日

今朝7時、事務所前の外気温度は3.6℃で地熱利用をしている事務所内室温は14.2℃、約10℃の差だけですがほんのりと暖いのです。
14℃で暖かく感じるのは外気温との差が10℃前後あるからだけではありません。弊社の事務所では地熱システム「涼家」が24時間作動していて足元の室温が必ず1℃前後の差で頭部よりも高いのが理由です。
頭寒暖足の室内空気環境だから暖かく感じるんですよ。

ところで四季のある日本って、とてもいい国だと思いません?
この四季をエアコン使って便利に過ごすだけではつまらないような気がしませんか?

四季の移ろいを楽しみながら、敏感に身体で受けとめながら、家族ぐるみで自然への感謝の気持ちを養いながら過ごす生活ってエコでとてもステータスな生き方だと思いません?
例えば暖炉のある生活、贅沢なようですがこれからの冬の季節にはとても素敵な生活ができます。
まず暖かさが違います。遠赤外線で部屋中がとても暖かいです。
そして省エネ、薪は何処ででも手に入れることが出来ます。
僕は建築現場で手に入れています。皆さん建築現場へ行けば無料で貰えますよ。
暖炉の火のゆらぎは心癒されます。暖炉の上では何んでも料理できます。
お湯はいつでも沸いていて経済的で究極のエコといえます。
精神的に癒され、経済的にはエコで光熱費が少なくなりCO2削減にもなります。

ところで我が家でもハイビジョンTV46インチに買い換えました。
ところがどうでしょう、電気代は前と比べて省エネどころか以前より高いのです。
もっとも前のTVは30インチでした。でも買い換える再は少し大きいサイズを選びますもんね。それが災いしたようです。皆さんの家庭でもきっと体験できますよ。
結局、消費者は政府、企業ぐるみの省エネ、エコ旋風の先鋒を担がされ経済活況の手助けをしているだけだといっても過言ではないような気がします。
企業があまり喜ばないような、もうからないエコ、省エネ生活をすることがが本当のエコ、省エネかも知れませんね。

2010年11月29日

24時間強制換気の落とし穴?

24時間強制換気が建築基準法で義務付けられて久しいです。 設計審査、施工段階で検査を受け合格していればOKなので工務店としては何の疑問もなく引き渡しを済ませています。 が?実際の住宅での効果の程はどうでしょう。 第三種換気を例にとると排気口周辺の空気のみ換気していて吸気口に手を当ててみても空気の動きの気配がない。こんな事例が多いのです。2010年11月27日

24時間強制換気が建築基準法で義務付けられて久しいです。
設計審査、施工段階で検査を受け合格していればOKなので工務店としては何の疑問もなく引き渡しを済ませています。
が?実際の住宅での効果の程はどうでしょう。

第三種換気を例にとると排気口周辺の空気のみ換気していて吸気口に手を当ててみても空気の動きの気配がない。こんな事例が多いのです。法令通りの設備を設置しても換気できていないとしたら、無意味でエネルギーの無駄使いということになります。

この原因に室内の気密性能の低さがあります。気密性が落ちると部屋全体の換気することが出来ないのです。法令で定められているⅣ地域、次世代省エネ基準のC値は1m2あたり5㎝2ですが上記の事例はこの数値では十分な換気が出来ないことを証明しているようなもの。弊社の現況のC値は0.8㎝2前後を推移していますが目標は0.5~0.2C値。
法令で定めている5㎝2のおよそ1/10以下を目標にしているのです。
さらなる低い数値を目標に掲げるには特別の訳があります。室内換気の効率を高めるだけではなく、壁内換気の効率を高める目的があるからです。
例えばストローでジュースを吸うようなもの、ストローに穴が空いていれば吸うことが出来ません。
アクテイブに、パッシブに建物の室内と壁内の通風の効率を高めるために弊社ではC値にこだわっています。

2010年11月27日

壁内換気、しなくていいの??

住宅の気密化に伴い住宅の室内換気が法律で決められたのは皆さんご承知のはず。 平成15年7月に24時間強制換気設備の設置が義務付けられて7年を経過しました。 換気を十分に行わないと、シックハウスや建物の寿命が縮むというわけです。 「新築を建てたら寿命が縮む」? おかしな世の中になってしまいましたね。 2010年11月21日

住宅の気密化に伴い住宅の室内換気が法律で決められたのは皆さんご承知のはず。
平成15年7月に24時間強制換気設備の設置が義務付けられて7年を経過しました。
換気を十分に行わないと、シックハウスや建物の寿命が縮むというわけです。

「新築を建てたら寿命が縮む」? おかしな世の中になってしまいましたね。
でもこの規制は室内だけのもの、壁内の空間についての規制はありません。

「壁内ではシックハウスの原因である化学物質拡散や湿気は起こらない」を前提にしているからです。建築現場は屋外です。雨も降れば、湿気の多い日もあります。建築現場で作業中に断熱材に含まれた湿気は何処へ行くのでしょう。壁内結露の原因にはなりませんか? 壁内とは外気と室内を区切る仕切りの壁のことで、外気温の差の影響を最も大きく受ける場所といえます。作業するのは職人さん、机上の計算では計ることのできない程の微妙な工事のバラツキも考えられます。
高気密、高断熱住宅では気密性が高いだけに小さな隙間でも開いていれば空気は高い方から低い方へと勢いよく移動します。気密断熱性が高い壁内ほど湿気や結露発生の危険性が高くなることは実証済です。

弊社はこの壁内空間が建物とそこに住む人の健康のキーポイントとみています。

室内の空気の汚れは窓を開けることで防げますし、室内に発生する湿気や窓ガラスに付く結露水はふき取ることが出来ますが壁内の空気の汚れ、湿気はふき取ったり吸い取ったり出来ません。ではどのようにして取り除くのか、高気密、高断熱材で建物をしっかり包みながら、24時間、壁内を流れる空気に触れさせることで壁内湿気や熱気、有害化学物質を取り除くのです。この方法を機械で行うのをアクテイブ・自然の摂理で行うのをパッシブと呼んでいましたが前述した24時間機械換気の義務付けにより残念ながら全くのパッシブで行うことが出来ません。少しは機械に頼りながら出来るだけパッシブに太陽と地熱の恵みを頂きながら建物とそこに住む人の健康を考えた仕組みの家づくりをしているのです。

省エネとかエコとかの言葉は近年になって喧伝されたもの。弊社の取り組んできた自然エネルギー利用のシステムでは省エネやエコはごく当たり前に付随していて40数年前から取込んでおり決して目新しいことでありません。

2010年11月21日

モルタル壁、漆喰壁に戻ろう

モルタル壁、漆喰壁にもどろう! より石らしく、よりタイルらしく見せかけに奔走する日本のサイデング業界、一方外国では本物の石造の家やレンガの家が100年後の今も慄然と建っています。日本のサイデングは100年先にはどうなっているのでしょう。想像するだけで寒気がするのは私だけでしょうか。石造やレンガ造りまでいかなくても、せめてモルタルや漆喰塗り壁の時代に戻りませんか。2010年10月15日

モルタル壁、漆喰壁にもどろう!
より石らしく、よりタイルらしく見せかけに奔走する日本のサイデング業界、一方外国では本物の石造の家やレンガの家が100年後の今も慄然と建っています。日本のサイデングは100年先にはどうなっているのでしょう。想像するだけで寒気がするのは私だけでしょうか。石造やレンガ造りまでいかなくても、せめてモルタルや漆喰塗り壁の時代に戻りませんか。

僕が30才台に建てたモルタル塗りの家は40年後の今も健在です。多少黒ずんではいますがそれはわび、寂びの世界で辛抱できます。一方、ペンキ塗装した家はカッコ良か
ったですが、すでに3回は塗装しなおして今、劣化の一途をたどっています。

外観はカッコいいだけでは駄目です。365日、50年も100年も風雪に耐えるのですから何よりも丈夫出なければいけないのです。日本の気候風土に適した外壁材は昔から使われていた砂やセメントが一番です。材そのものが呼吸しているからです。
でも現在の法規制では壁内通気層が無いと長期優良住宅にも採用されません。現在のパワーボード壁やモルタル壁は通気層はありませんが面で呼吸をしています。壁面全体の無数の通気孔が壁内の通気層の役割を果たしているのに、四角一辺倒の法規制はそれを認めず、日本の家は精密機械や野菜を保存する倉庫のように機械管理された家になろうとしているのです。

2010年10月15日